●かんべえの不規則発言



2026年2月 





<2月1日>(日)

〇最近の小ネタから。

〇その1。今年は厳冬で、豪雪地帯ではクルマの運転に苦労する話をよく聞きます。実は首都圏でも、商業車はスタッドレスタイヤに替えていることが多いので、道路が削れて「飛び石」が起きやすくなっているそうです。

〇道路を走行中に、車体に石がぶつかる「飛び石」。あれでフロントガラスを直撃されたりすると厄介です。最近の自動車部品は高品質なので、滅多なことでは割れないそうですけど、いざ直すとなると高くつくし、保険を使うかどうかも悩ましいところ。くれぐれもご注意を・・・と言っても、あれはなかなか避けられるものではありませんけどね。

〇その2。最近は新橋駅を使うことが多くなって、構内を通るたびに「あれって何だろう?」と思っていたのが、「カプセルトイショップ」である。要は「ガチャガチャ」をJR東日本が売ってるわけでありまして、秋葉原店などもあるんですね。

〇最近の「ガチャ」は本当に種類が増えていて、実は「第5次ブーム」が訪れているのだとか。「大人買い」をする人が増えていて、外国人観光客にも受けているそうです。考えてみたら、場所は取らないし、売り子は要らないし、宣伝はSNSで勝手に広がるし、現金商売だし、「売れ筋」がすぐにわかるから、なかなかに効率がいいビジネスですなあ。

〇その3。20代の頃から通っている赤坂の土佐料理「祢保希」(ねぼけ)。ここのクエ鍋というものを、初めて食べました。クエはスズキ目ハタ科でマハタ属だそうですが、幻の魚とも言われておりまして、確かに実物をみた記憶はありません。身がでっかくて、骨もぶっとくて、出汁がよく出てまことに美味でありました。

〇「クエとフグはどちらが旨いか」とはよく出てくる話であります。確かにフグはポン酢の味で食べているような感じになるけれども、クエは身自体に甘味があって、鍋比べならクエが上だと思いますな。ただしフグは一種の総合芸術みたいなところがありますから、ふぐ刺しや白子も含めてどうだ、と言われるとこれはまた勝負にならんわけでして。

〇その昔、とある場所で、「これ内緒だからね、書いちゃダメだよ」と言われて食べたフグの肝が、とっても美味だったことを突然思い出しました。いかんですねえ。


<2月2日>(月)

〇いろんな人の訃報が続きます。


●モーリー・ロバートソンさん(63歳)・・・ほぼ同じ世代の富山県関係者なので、いつかどこかで会うだろうと思っていたのに、一度もお目にかかることなく亡くなられました。会えば、きっと共通の知人や話題が一杯見つかったことでしょう。とりあえず、10代の頃に立山連峰を見ていたことだけは共通しているはず。

死因は食道癌というから、ぐっちーさん、山崎元さんと同じ。よくよく気を付けなければいけません。要するになかなか気づきにくく、なおかつ転移しやすい癌なのですね。胃カメラ検査、またやっておこうと思います。


●長谷川和彦さん(80歳)・・・監督として世に送った『青春の殺人者』(76年)『太陽を盗んだ男』(79年)は、いずれも素晴らしい映画でした。前者は何と30歳だった時の作品なんですな。水谷豊の演技、ゴダイゴの曲とともに細かい部分まで覚えています。近日中に柏シアターが遺作を上映してくれることに期待します。

これだけの才能が、その後、1本も映画を撮ることなく終わったのは、日本映画界の損失でありましょう。もっとも破滅型のキャラだったようですから、自業自得だったのかもしれませぬ。愛称が「ゴジ」でけんかっ早く、しょっちゅうゴールデン街で暴れていたとか。コンプラもパワハラもない、本当に楽しい時代でありましたなあ。


●落合信彦さん(84歳)・・・あいにく作品は一冊も読んでませんが、「インテリジェンス」なんて言葉がまだ浸透していなかった頃に、国際情勢モノで多くのファンを持っておられました。アサヒスーパードライのCMをよく覚えています。あれを見てチェチェン・イツァーに行こうと思っていたのに、まだ果たしておりませぬ。

思い出すのは当時、いしいひさいちが漫画でネタにしていたこと。落合氏がCIAがどうしたこうしたと語っていて、最後の落ちが「そこで彼らはドバイの公民館を完成させたのだ」。高野孟さんが当時、『インサイダー』で面白がっていたことを覚えています。時は流れて、今は息子さんの時代ですよね。


〇実は先月はウチの親戚にも物故者がおりまして、「ちゃんと会えるうちに会っておくべし」ということを身につまされました。合掌。


<2月3日>(火)

〇本日は茨城新聞政経懇話会で水戸市へ。

〇会場となったホテルザガーデン水戸さんの粋な計らいで、本日のお昼ご飯は「恵方巻」でした。さすがに1本丸ごとではなくて、ちゃんと切ってありましたけれども。

〇そうでなかったら、今日が2月3日であることもまったく気が付かないままに過ごしていたでしょう。お昼の講演会でランチが出る場所は多いですが、こう言ってはなんですけれども無難な箱弁当が多いです。そんな中にあって、こういう心遣いはありがたく感じます。

〇食べている最中に、「で、今年はどっちの方角を向けばいいんですか?」とホテルの方に伺いました。今年は南南東なんですね。ところが慣れない場所だけに方角がわからない。まあね、こういうのは縁起ものですから。

〇ということで、本日の講演会では「総選挙の最中だが、こんなに外交の話が出ない選挙戦でいいのかああああああ?」というお話をさせていただきました。ちょっと思考停止が過ぎてはいませんかねえ。


<2月4日>(水)

〇城崎に来ている。城崎というからには、兵庫県豊岡市の城崎温泉である。但馬地方を訪れるのはこれが初めてである。新幹線で京都駅まで来て、そこから山陰本線に乗り換えて「きのさき号」で到着する。山陰本線はここまでは電化されているが、鳥取県に向かうこの先はディーゼルとなるらしい。

〇こちらに来る途中で、志賀直哉『小僧の神様/城の崎にて』(新潮文庫)を読んできた。高校生のときに読んだはずだが、果てさてこんなに短い話であっただろうか。ちょっと意外感がある。心境小説であって、城崎温泉の情景や人物などはほとんど描かれていない。これでは何の参考にもならぬではないか。

〇『城の崎にて』という短編小説は、冒頭の書き出しが「山手線の電車に跳ね飛ばされて怪我をした、その後養生に、ひとりで但馬の城崎温泉へ出かけた」とある。そこで「自分」は生と死を見つめなおす体験をするのであるが、これは志賀直哉自身の経験をもとにしている。まことに簡潔な文体である。

〇志賀直哉が当地を訪れたのは1913年のことである。湯治は成功裏に終わり、健康を取り戻す。最後の部分で「三週間いて、自分は此処を去った」とある。その3年後に同人誌『白樺』に発表されたのが本作である。

〇城崎温泉は、629年にコウノトリが傷をいやしていることで発見されたという古い歴史を持つ。ところが1925年の北但馬地震で温泉街は全焼した。関東大震災の2年後のことである。現在の町並みはその後に再建されたものである。ワシが泊っている和風木造三階建の旅館も含めて、比較的新しいのである。

〇今の城崎温泉はインバウンドも多くて繁栄している。旅館はカニ尽くし料理が売りである。おそらく志賀直哉がこちらで3週間を過ごした頃には、カニなどを食べる余裕はなかったのではないか。果てさて、大正時代の湯治客たちは何を食べていたのだろう。誰か調べてくれませんかねえ。

〇そうそう、新潮文庫を読むときは、昔の本を探すよりは、新しいバージョンを買うといいみたいです。先日の『老人と海』もそうですが、訳が新しくなっていたり、旧仮名遣いが変わっていたりしますので。世の中は日進月歩なのでありますよ。

〇明日は神戸新聞主催、但馬政経懇話会の講師を務めます。


<2月5日>(木)

〇こちらで泊まった宿は木造三階建の由緒ある和風旅館「まつや」さんで、着いてそうそうにひと風呂浴びたのだが、内湯はさほど広くはなく、先客もおらずで独占状態であった。が、城崎においては外湯を巡り歩くのがデフォルトであって、旅館が内湯を作るようになったのは「北但馬地震」の後のことなのだそうだ。それどころか、「内湯など許すべからず」と当初は訴訟まで起きたとのこと。

〇ということで、城崎に来たからには、外湯を楽しまない手はない。本日は朝飯前に「一の湯」、朝飯後に「地蔵湯」さんを試してみました。いずれも広いです。しかも2階は休憩所が作ってあって、これがまことに贅沢な空間なのである。しかも懐かしや、コーヒー牛乳を売ってたりします。これ、若い人にはわからんだろうなあ。

〇外湯に出かけるときは、旅館の浴衣と雪駄で出かけるのが「正装」であります。朝の空気はちょっと寒いけど、まあ、思い切り温まってしまえばどうということはない。外国人観光客も多いです。

〇城崎では旅館に泊まると、「〇〇屋」と書かれたQRコードを発行してくれるので、それを使えばどこの外湯も無料で入れる。ちなみに全部で7つある外湯は、休みの日や時間帯が違ったりするので、「コンプリートしたい」と思ったらある程度、泊まらないと難しいみたいです。

〇こんな風に便利な外湯があると、地元民のおうちには「そもそも風呂がない」とか、「風呂があっても沸かすのがもったいない」ということになるらしい。もちろんおカネをかけて、温泉を家に引くこともできるらしいのですけどね。子どもさんたちが、学校帰りに「今日は××湯に集合な!」などと言い合っているそうですから、それくらい定着しているということです。

〇ところで、これから城崎温泉を訪れる方にアドバイスを一点。当地には「但馬こうのとり空港」がありまして、伊丹空港からJAL便が飛んでおりますが、欠航が多いので信頼性に欠けます。「帰りの便ならいいだろう」と思って予約を入れたのですが、午前中に欠航の知らせが来ました。今日なんて別に天気は悪くなかったのにねえ。

〇しょうがないから、帰りもJRになりまして、新幹線の中でこれを書いております。まあね、仕事ができるからこっちの方がいいのさっ。


<2月6日>(金)

〇今宵はエコノミスト有志の定例飲み会。

〇麻布台ヒルズって初めて行きましたけど、あまりにも広大で、予約のお店にたどり着くまでにヘトヘトになりました。まあ、何と言うか森ビルらしい作りでありますねえ。

〇さしたる話が飛び交うわけではないのですが、「どの政党に好感を持つか?」という話題になりましたら、圧倒的多数を占めたのが「チームみらい」でした。さもありなん。

〇はてさて、週明け、選挙後の株価と金利と為替の動きやいかに。ボラティリティが高いことだけは間違いありません。総選挙結果は市場に何をもたらすか。静かに見守りたいと思います。


<2月7日>(日)

〇対米投資第1弾が発表されました。そろそろだと思ったんだよな。中身もだいたい予想通りです。


●対米投資、第1弾はガス発電・港湾・人工ダイヤ 総額6〜7兆円で調整(日本経済新聞)


〇全体の規模は5500億ドルですので、合意ができた当初は「80兆円」と言っておりましたが、現在では「86兆円」ということになります。政治家は円安の恐ろしさを、もっと身に沁みて感じてほしいです。円安で喜ぶのは製造業の大企業と大口の投資家くらいです。生活者の視点では、「ほくほく」などとは言っていられないはずです。

〇「こんなお金があったら、日本国内で投資すべきだ」みたいな声が聞こえて来そうです。でも、今の日本にはそんな供給力はありません。どこだって人手不足で資材高騰で、ラピダスを期限内に完成させるために北海道新幹線の延伸を遅らせる、みたいなことが起きている。

〇日本企業は、単に合理的な判断をしているだけなんです。これから持続的に人口が減ることが分かっていて、なおかつ「働き方改革」も進む国の中で、新たな投資をしたところで儲かるとは思えない。なおかつ、撤退するときのコストが大き過ぎる。海外で投資する方が、ずっと条件が恵まれている上に、いざとなったら逃げ出すことができる(除く中国)。

〇今回の対米投資においては、JBICとNEXIが融資と融資保証をしてくれる。だったら企業としては条件は悪くはありません。政府の側はもうちょっと真剣に案件を精査する方がいいと思います。2つの政府系金融機関には、財投債などの形で公的資金を入れるわけですから。

〇さて、天気予報を素直に信じて、本日は期日前投票を済ませてまいりました。夜、防犯活動をしていたら粉雪が降り出しました。明日は積もっているかもしれませんぞ。


<2月8日>(日)

〇開票速報を見ておりますが、あまりに決定的な勢いに言葉を失います。与党の勝ちっぷりというよりも、野党の負けっぷりがスゴイ。

〇特に中道の負けが壮絶です。安住さん、枝野さん、岡田さん、馬淵さん、これでは旧民主党政権時代を知る幹部は、ほとんど生き残らないのではないですか。このまま行くと、野田佳彦さんは「一度ならずも二度までも、最大野党をぶっ潰した人」になってしまうかもしれませぬ。

〇公明党と合流したことによって、立憲民主党の本来の支持者が融解してしまったのかもしれませんね。考えてみたら来年は統一地方選、再来年は参院選もあるわけなんで、政界再編はますます加速していくように思われます。

〇与党がこれだけ勝ってしまうと、参議院で過半数割れしていてもあんまり関係なさそうですね。とりあえず、予算は通るでしょう。こんな風になると、国民民主党のように中途半端な数を持つ政党は、一気に埋没することになりかねません。

〇気になるのは明日の市場の反応ですが、株価は上げそうですなあ。さて、そろそろオリンピックに切り替えましょうか。


<2月9日>(月

〇選挙の翌日は、いつもの作業をしなければなりません。比例代表の得票数の集計です。衆院は参院と違って、ブロック別の集計をしなきゃいけないから面倒なんですよねえ。今年はこういうことになりました。

  2026年
衆院選
  2024年
衆院選
2021年
衆院選
2017年
衆院選
自民党 21,026,139 36.72 自民党 14,581,690 26.63 19,914,883 34.66 18,555,717 33.28
維新の会 4,943,331 8.63 公明党 5,964,415 10.89 7,114,282 12.38 6,977,712 12.51
              希望の党 9,677,524 17.36
中道改革連合 10,438,801 18.23 立憲民主   11,564,217 21.12 11,492,115 20.00 11,084,890 19.88
共産党 2,519,807 4.40 共産党 3,362,966 6.14 4,166,076 7.25 4,404,081 7.90
社民党 728,601 1.27 社民党 934,598 1.71 1,018,588 1.77 940,823 1.69
国民民主 5,572,951 9.73 国民民主 6,172,427 11.27 2,593,375 4.51  
減税ゆうこく 814,874 1.42 維新の会 5,105,127 9.32 8,050,830 14.01 3,387,597 6.08
れいわ 1,672,499 2.92 れいわ 3,805,060 6.95 2,215,648 3.86    
日本保守党 1,455,563 2.54 日本保守党 1,347,392 2.46        
参政党 4,260,620 7.44 参政党 1,870,347 3.42        
みらい 3,813,749 6.66              
その他 13,014 0.02   42,239 0.08 900,181 1.57 729,207 1.31
合計 57,260,009 100.00   54,750,478 100.00 57,465,978 100.00 55,757,551 100.00
投票率 56.25     53.84   55.93   53.68  


〇自民党は前回と比べて実に10%も増えました。650万票も増えたことになります。比例代表の得票数が2000万票を超えるのは、2005年の郵政解散以来の快挙です。それでは新しい650万票がどこから来たのか。その謎解きは後に回したいと思います。

〇問題は中道改革連合です。前回、わずか1年と4か月前の選挙では立憲民主が21%、公明が11%を得票していました。合計32%です。それが今回は18%になった。1足す1が2どころか、1以下になってしまった。「減税ゆうこく」の1.4%を足しても2割に届きません。今回はとにかく「中道が信じられないくらいに負けた選挙だった」ということになります。

〇それだけではありません。共産+社民+れいわの左派3政党を足した比例票は、前回は6+2+7=15%ありました。それが今回は4+1+3=8%へ半減しております。今となっては信じられませんが、共産党は2014年には600万票も獲得していたんですよ。2026年選挙は、リベラル派の総崩れということに本質がありそうです。

〇今度は右派政党を見てみましょう。参政党は得票を倍以上に増やしていますし、日本保守党も微増です。維新の会だってそんなに大きく減らしたわけではない。2024年選挙では、「自民党の岩盤保守層が他党に流れた」という解説をよく聞きました。ところが2026年選挙を見ると、少なくとも右派政党の票は減っていません。

〇ということは、今回、自民党が増やした650万票は、「岩盤保守層が戻ってきた」わけではないように思われます。というか、「そもそも他党に流れるような票を『岩盤』と呼ぶのは変じゃないのか?」というツッコミは、ここではさておくことにいたしましょう。

〇容疑者のひとつは「ニューカマー」です。今回、投票率は前回比2.4%増えております。票数にすれば250万票くらい。「今回、初めて投票に行きました」という若い有権者の票が、「高市支持」ということで自民党に流れたことが考えられます。これはいかにもありそう。

〇次なる容疑者は「センターレフト」です。国民民主党が1.5%くらい得票を減らしておりますから、この分が自民党に流れた公算は大ですね。加えて「立憲民主+公明」支持者の票も、一部は自民に流れていたのではないでしょうか。だって減り方があまりにも大きいですから。

〇公明党は今回、どれくらい真面目に選挙活動をしたのでしょうか。考えてみたら、来年4月には統一地方選挙があるのです。地方議会は自公相乗りのところが多いですよね。党中央からは「立民の候補者を支援しろ!」と言ってきたけど、地方支部が「偉い人たちはわかってねえなあ」と真面目に動かなかった可能性がありますね。

〇3番目の容疑者は「女性票」です。あいにく投票用紙には、「男」とか「女」とは書いてありませんから、男女比がどうだったのかはわかりません(出口調査などである程度はトラックできるでしょうが)。普段だったら野党に流れる浮動者層の女性票が、今回は「高市さんを応援したい」と自民に流れたというのはありそうなことです。

〇ここから先は筆者の想像ですが、高市支持者はそれなりによく理解していて、「高市さんは言動が不安定で、危なっかしいところがある」→「でも自分の考えがあって、自分の言葉で語っている」と思っている。「ほっといたら、自民党の中で埋没していくかもしれない」→「それだったら今までと同じこと」→「でも、自分が1票を投じれば、世の中を変えられるかもしれない」と考えたのではないか。こういうときに、投票行動は大きなうねりを伴うものです。

〇もうひとつだけ、触れておかねばならないのが「チームみらい」の大躍進です。ただしこの政党、今回は北陸甲信越・中国・四国の3ブロックでは候補者を立てておらんのです。だから「上海馬券王先生」のように、富山市在住で「チームみらい」に投票したかった人ができなかった。この点は惜しまれますね。

〇さて、今宵は都内で「伊藤隆敏先生をしのぶ会」が行われました。わが国の金融政策、財政政策にかかわる多くの元官僚、学者、メディア関係者などが参集されました。こういう集まりに不肖かんべえが呼ばれるのも不思議なご縁ではありますが、おそらく「高市さんのことをよく知っている」という人は誰も居なかったんじゃないかと思います。

〇逆に高市支持者から見れば、ここに集まっているような人たちこそ、「失われた30年を招いた専門家集団」ということになるのではないか。そういうお歴々と一緒になって、「消費税の減税って、ホントにできるんですかねえ?」などという話をしていたのですから、ワシも「忌むべきエリート層」の一員となるのかもしれませぬ。くわばらくわばら。

〇日本もだんだんトランプ政治みたいになっていくのでしょうか。その辺はまた次の機会に。







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編集者敬白




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by Kanbei (Tatsuhiko Yoshizaki)