<10月2日>(金)
〇久しぶりに「ピクテ・マーケットラウンジ」に登場しました。糸島孝俊さんと米中首脳会談や米中間選挙について語っております。
●【AI株に迫る】
中間選挙という逆風/米中間選挙
テキサス陥落の危機?/反AI・データセンターが中間選挙の争点に<糸島孝俊×吉崎
達彦>|Pictet Market Lounge2026.10.1
〇あんまりユーチューブって出ないんですけれども、上記は数少ない例外ということで、ご覧いただければ幸いです。
〇それから少し先になりますが、Webセミナーに登場しますので、そっちのご案内もしておきます。申し込みは下記のリンクから。
●【WEB】特別セミナー「どうなる?どう動く?米国中間選挙とマーケット」
| セミナータイトル | 【WEB】特別セミナー「どうなる?どう動く?米国中間選挙とマーケット」 |
|---|---|
| レベル | 初級〜中級 |
| 日時 | 10/24(土) 13:00 〜 17:20 ( 受付開始 12:30 ) |
| 会場 | お手持ちのPC、スマートフォン、タブレット |
| 参加条件 | どなたでもご参加いただけます。 |
| 案内事項 | YouTube LIVE によるWEBセミナーです。 |
| 講師 | 【ゲスト講師】吉崎
達彦 氏、安田 佐和子 氏、西山 孝四郎 氏 【マネースクエア講師陣】宮田 直彦、西田 明弘、津田 隆光、八代 和也、��尾 和秀、奥谷 龍生 |
| 参加費 | 無料 |
| 定員 | 1000名様 (お申込者多数の場合は、その時点で受付終了となる場合もございますので予めご了承ください。) |
〇いつもの西田明弘さんとの掛け合いで、安田佐和子さんもご登場です。中間選挙の直前にやりますので、乞うご期待。
<10月3日>(土)
〇祝!阪神タイガース、セ・リーグ優勝。でも、盛り上がらないことこの上なし。
〇なにしろ今日時点でマジックは1。勝っても引き分けでも優勝だったのに、広島に6対4で敗戦。あ〜カッコ悪い。
〇ところが2位の巨人も、今宵はDeNAに5対2で敗戦。どっちも負けたから、優勝が決定。これではタイガースの選手たちは、どんな顔してビールかけをすればいいのか。
〇こうなるとクライマックスシリーズでは、DeNAが強そうだなあ。彼ら下剋上得意だし。まあ、脱力気味でポストシーズン戦を楽しみたいと思います。間違っても、日本シリーズでホークスに勝てる気がせんのう。
<10月4日>(日)
〇2週連続で中山競馬場に出かけていく。2週連続でメインレースでは途方もない結果が出て、2週連続で負ける。ああ、痛い、イタイ。
〇それでも日曜日に、傘を持たずに外出できる有難さよ。秋空はいいですなあ。考えてみたら、今年はほとんど残暑を感じることがありませんでした。
〇それにしても阪神タイガース、今宵の対DeNA最終戦はサヨナラ負けである。今日はわずかにヒット2本。おいおいおい、お前たち、いったいいつ胴上げするつもりだよ。情けないのう。史上初の連覇だと言われれば、確かにそうなんだけどねえ。
<10月5日>(月)
〇今週はなぜか当オフィスへの客人が多い。ワシ一人しかいないところへ、わざわざ時間を使って足を運んでいただけるのは、それだけでありがたいことである。くれぐれも手土産などは不要でありますので、念のために申しておきます。
〇メールで用事が済むところを、わざわざ顔を出すことのメリットは実は計り知れない。亡父の後処理をやっていて、しみじみそのことを感じている。必要なことだけを訊いていたのでは、肝心なことを見失ってしまう。足を運んで雑談している間に、「ああああっ、そうだったのか!」と頓悟する瞬間がある。だからなるべく、人生は寄り道をしなきゃいけません。
〇この世の中では、誰もが自分にとって必要なことだけを言ってくれているのではない。相手には相手の都合がある。何かのはずみで、「ああっ、よくぞそれを言ってくださいました!お陰で助かりました!」という瞬間がある。自分にとって大事なひとことを聞き出すためには、それなりの知恵とコストと我慢が必要になります。
〇明日なんて、わざわざワシのところへ取材に来てくれる人がいる。なんとまあ、奇特なことか。こちら側としては、本題以外に何か次につながるような「お土産」を渡せればいいなと思います。こればかりは、当日の成り行き次第ということになりますが。
〇ともあれ、In-Personで会いに行くことは大事です。横着してはいかんです。
<10月7日>(水)
〇本日は足立成和信用金庫さんの講演会である。会場は上野精養軒でありました。
〇お昼ちょっと前に上野に出かけてみたら、今日は秋らしい好天。暑くもなく寒くもなく、上野動物園のパンダこそいないけれども、ご当地の博物館や美術館、科学博物館などが幾多の企画を競っている。さすがは日本のスミソニアン、上野。休日を過ごすには絶好の時期ではありますまいか。
〇そして上野精養軒のランチは美味い。時事通信社「内外情勢調査会」の講師を始めて23年目、全国のいろんな支部で、同じフォーマットで190回ばかり講師を務めさせてもらっている。が、ワシ的にいちばん美味いと思うのはこの上野精養軒である。いやはや、本日はご馳走様でした。
〇そう言えば、昨日は某シンクタンク主催の講演会を聞きに出かけたのだが、あまりのつまらなさに爆睡してしまった。「ある程度の数の駄作を知らないと、名論卓説にはなかなか出会えない」という法則からすれば、これは致し方ないことではある。とはいえ、「ワシの時間を返せ」と言いたくなるのも、ある程度は無理からぬことではあるまいか。
〇ともあれ、秋の上野はすばらしい気候であった。これはもう都民の宝と言っても過言ではあるまい。千葉県民からしても、まことにありがたい存在である。願わくば今しばらく、傘を持ち歩かなくて良い気候が続いていただきたい。ああ、それはそれとして上野で誰かとしみじみと飲みたい。
<10月8日>(木)
〇本日をもってセ・リーグは全日程を終了。阪神タイガースはしっかりスワローズに負けました。いやあ、ポストシーズンが心配だなあ。
〇それでもタイトルホルダーはいっぱい誕生しました。特に佐藤輝明の三冠王は、タイガースではランディ・バース以来の快挙ということになります。ひょっとしたら三振王も?と思ったら、そこはかろうじて巨人のダルベックに譲っておりました。
〇投手部門では最優秀防御率を村上が、最多勝と最高勝率は高橋が、最多奪三振は才木が獲りました。なおかつセーブでは工藤が急成長し、石井も復活しました。藤川監督、さすがに抑え投手を育てるのが上手いです。
〇てなことで、今週末からはクライマックスシリーズが始まります。まったく、嫌な予感しかしない。特に10月になってから本気を出すDeNAは要注意です。なおかつ、パ・リーグのホークスは日本シリーズで立ちはだかる巨大な壁です。「教えていただく」覚悟で臨むしかありませぬ。
〇こんな風にして、無責任な喜怒哀楽を楽しませてくれるタイガース。引き続き泣いたり笑ったりさせてもらいます。それから今日は、不肖かんべえへのたくさんのお誕生日メッセージに御礼申し上げます。
<10月9日>(金)
〇競馬評論家のTAROさんが、『種牡馬のトリセツ』(ガイドワークス)という新著を出された。競馬の血統というのは、理屈っぽくて奥の深いものだが、本書はきわめて簡潔かつ実践的。早速、今週末のレースから使えるというスグレモノである。これはありがたし。そこで、お祝いのランチを企画する。
〇さて、どこにしたものか、と考えて、「そういえばウチの隣のビルはJRAの本社じゃないか」ということを思い出した。そこで日比谷フォートタワーの焼肉屋を予約した。この店、きっとJRAの幹部や競馬関係者も来ているに違いない。わはははは、昼間から焼肉食ったら、なんだかもうこの3連休は思い切り勝てるような気がしてきたぞ。それにしても「晴れる週末」は久しぶりで、競馬日和を期待してしまう。
〇夜はこの季節恒例の新潮社さんのパーティーへ。いつもノーベル賞ウィークにホテルオークラで行われるのだが、今年はめずらしいことに「村上春樹さんはひょっとして・・・」という会話が聞こえてこなかった。ホントに来てくれたら、新潮社さんとしては文字通りの「万馬券」なんですけどねえ。
〇今宵、発表された小林秀雄賞は『生類の思想:体液をめぐって』(藤原辰史)、新潮ドキュメント賞は『鶏まみれ』(繁延あづさ)であった。2作品について、それぞれ選考委員による本の紹介があり、著者による受賞の弁があったのだが、4つともすばらしいスピーチであった。読んでないけど、2作品共に「今の時代に求められているもの」なんだろうなという感を強くした。
〇今の世の中、人間の体内から「身体性」が失われている。情報に振り回される頭でっかちな人間ばかりになっているから、まことに移ろいやすい。だからこそ、「鶏を殺して食べる」というようなヒトの原始的な営みに値打ちがある。AI時代であるからこそ、ヒトは自分の身体を使って考える必要があるんじゃないだろうか。
〇ところで新潮ドキュメント賞の選考委員には、今年から『ザ・ロイヤルファミリー』の早見和真さんが就任している。とっても背が高い人でした。ご挨拶して、「著書もドラマも楽しませてもらいました」と言ったら、「今、続編を書いています」とのこと。そりゃあまあ、JRAとTBSは完全に味をしめてしまったから、きっと矢の催促なんでしょうなあ。もちろん、ワシも読みたいし、観たい。
〇そういえばワシの場合、ギャンブルも自分なりに「身体性」を取り戻すための試みであるような気がする。博打というのは、もちろん勝ちたくてやるのだが、負けて「イタイ!」と感じるときこそギャンブルの味わいがある。いや、もちろん負けたくはないんですよ、今週末もね。
<10月10日>(土)
〇今週の東洋経済オンラインでは、こんなことを書いております。われながら、しみじみオタクな内容ですわなあ。
●2026年アメリカ中間選挙は、「ラストベルト」「サンベルト」に次ぐ第3の主戦場「センターライン」に注目せよ
〇連邦議会選挙について語ることは今までもよくありましたが、カンザス州やネブラスカ州を取り上げる日が来ようとは。無風選挙区にも風が吹く。今年はそういう年のようです。
〇まあ、拙稿などは、下記に比べれば可愛いものです。以下はSPFアメリカ現状モニターから、渡辺将人先生の論考です。
●「トランプ2.0のアメリカ」共和党編�B MAGA研究�B:ティーパーティ分裂要因としてのイスラエル・イラン政策 (9/26)
●「トランプ2.0のアメリカ」共和党編�C MAGA研究�C:リバタリアンとトランプ (10/7)
〇米中間選挙が近づくと、こういうオタクな世界が身近に感じられるようになります。いや、ホントに面白い。ところでインフルエンザが流行っているようですね。気をつけなきゃいけませんな。
<10月12日>(月)
〇日本はクライマックスシリーズ、アメリカはリーグチャンピオンシップ。なんだかもう、午前も午後も野球を見てしまうけど、やっぱりベースボールは面白いねえ。
〇セ・リーグはDeNAが「いっただき〜」と言わんばかりに巨人に連勝。選手も応援団も、頭の中で「下剋上、げこくじょ〜」というリズムが鳴り響いているのではないか。こんな連中を甲子園に迎えなければならないとは、さてもタイガースは困ったことよのう。まあ、村上と高橋と才木がいるので、投手起用の順序さえ間違えなければ、大事はないと思いたいところだが。
〇パ・リーグは日ハムが西武を相手に連勝してファイナルステージ進出を決める。いやあ、万波はいい選手だねえ。新庄監督もとはいえ、ホークスは手強いぞ。本当に嫌になるほど。
〇そんなことで、ファイナルステージは明後日14日には始まってしまう。いやあ、気になって仕事にならぬではないか。明日だって、ドジャースは山本が先発だから、そっちもついつい観たくなる。今日でしみじみわかったが、ブルワーズはいいチームだし、ファンはとことん熱いのである。
〇てなことで、10月はついつい野球を観てしまいますな。ホントにいい季節であります。
<10月13日>(火)
〇本日の文化放送『長野智子アップデート』では、「中間選挙はセンターラインに注目せよ」というお馴染みの話をしておりました。もしも時間に余裕があったら、こんな話をしようかな〜と思っていたことを、以下に書いておきます。
〇仲間内でアメリカ政治の話をしているときに、みずほ総研の安井明彦さんがよくこんなことを言うんですよ。「『大草原の小さな家』のラスト、覚えてますか?」 アメリカって途方もなく過激な国なんですよ〜」
〇私は見てないんですけれども、「大草原の小さな家のラスト」でぐぐってみるといっぱい出てきますね。なんと最終回、登場人物たちは自分の手で、愛する街を破壊してしまうのです。そして新しい開拓地を求めて去っていく。ものすごく強烈なラストです。
●ダイナマイトで町を爆破!? Netflix版も話題の旧作『大草原の小さな家』が衝撃の最終回になった理由
〇同時期の日本のドラマで言えば、『北の国から』の最終回で黒板五郎さんが麓郷の森に火をつけてしまうような展開です。そりゃないよ、倉本さん。いや、さすがにそれはないか。皆が止めるよね。
〇ともあれ『大草原の小さな家』のラストは、観た者がトラウマになっても不思議ではありませぬ。安井さんはきっとリアタイで観て、ショックを受けたんだろうなあ。
〇いやね、カンザス州というとのどかな田舎町を思い浮かべるし、ワシ的なイメージでは「岩手県」になるのだけれども、アメリカ史の上では「流血のカンザス」とか、「カンザス・ネブラスカ協定」とか、「人民党への支持」とか、かな〜り過激な世界があったりするのであります。安井さんが言ってた通りだわ。
〇よく知られている『オズの魔法使い』についても、いろんな解釈があるようですね。調べ始めてわかるカンザスの深さ。アメリカのセンターラインは迷路のようであります。
***先月に戻る
編集者敬白
●不規則発言のバックナンバー
溜池通信トップページへ
by Kanbei (Tatsuhiko
Yoshizaki)